2022年2月20日日曜日

研究会の概要

発起人(五十音順 敬称略)

朝田佳尚(京都府立大学) 、井口尚樹(目白大学)

鎌田大資(椙山女学園大学) 、桑原司(鹿児島大学)

山口健一(福山市立大学)


設立の趣旨

シンボリック相互行為論 Symbolic Interactionism(SIと略)は,米国のシカゴ学派社会

学とプラグマティズムを源流とする,社会学・社会心理学パーペクティブの一つです。

それは,シンボルに着目して自己と相互行為を分析する理論と,フィールドワークに基

づく方法論を作り上げてきました。それは,アメリカやヨーロッパ,アジアの地域で,

社会学,社会心理学,心理学,経営学,メディア,文化,看護や福祉の分野などで用い

られています。

現在,日本の学術状況においてSIを習得し研究する機会が十分にあるとはいえません。

そこで私たち発起人は,その機会を広く提供すべく定期的な研究会を開催することにし

ました。

SIに関心のある方々(様々な分野の研究者,院生・ポスドクなど)の幅広い参加を歓迎いたします。

参考資料:SI研究会の発足について


研究会の形式と内容

●年2回,対面とオンラインの併用で開催(対面発表,オンライン発表のどちらも可)

※社会のコロナ感染状況によりオンラインのみで開催となることもあります。

●1開催につき1-3名の発表(1名あたり報告30-40分,質疑応答20-30分)

●発表テーマは「SIに関連するもの」――理論研究,方法論研究,歴史研究,哲学研究,

調査研究,実践研究,文献レビュー,論文構想(博論,修論含む)など

※どのように関連するかは,発表者の主観的判断で構いません。例)SIを研究したい,

調査や実践にSIが使えそう,自己やコミュニケーションに関心がありSIを学びたい,など


参加方法等

●発表者を募集しております。発表しない参加も可能です。

●希望者は下記メールアドレスまでご連絡ください。開催情報を連絡いたしま

す。

symbolicinteraction.jpアットgmail.com

(アットを@に置き換えてください)

●SI研究会の賛同者(発起人)も募集しております。




第7回SI研究会を開催しました

2024 年3月2日(土)に、第7回SI研究会を対面・Zoomハイブリッド形式で開催しました。  下記2報告および質疑応答が行われました。 篠原 真史 氏(佛教大学大学院)  「社会的世界論から考える「重要な他者」と行動の一貫性―"Reference Groups as...